不断水工法とは
2018年4月9日

不断水工法は「分岐工法」「凍結工法」の2種類ある

かつての水管工事は断水を行ってから作業が行われるのが一般的でした。

作業中は水管は使用できないため、特に多く地域へとつながっている水管の作業では広い範囲の生活に影響がでるなど、大きな問題となっていました。

また事前に断水の知らせを行う、給水車の手配が必要となるなど作業者側にも多くの手間がかかる問題もありました。現在、一部の水管工事では「不断水工法」が行われ、上記のようなデメリットは解消されています。

不断水工法とは断水を行わずに水管の施工を行う方法です。不断水工法は大きく分けて「分岐工法」「凍結工法」があります。分岐工法では本管に割T字管を取り付け、そのT字管内で水漏れを防ぎながら分岐作業を行います。

割T字管は分岐形状をもつT字菅であり、そこに仕切弁や穿孔機を取り付け、本管の穿孔を行います。仕切弁はT字管内の水量を調整するのに使用します。本管への穿孔完了後は穿孔機を外し仕切弁を閉じ、割T字管に配管を接続すれば本管の分岐は完了です。

穴をあける際に生じた金属屑は、水圧で押し出されるので配管内に残ることはありません。凍結工法では、液体窒素をつかい本管の作業箇所の前後を凍結させます。凍結部分が仕切りとなり部分的な断水状態となるため、本管への作業が可能となります。

凍結できる箇所であれば、バルブがない配管でも作業ができるメリットがあります。またバルブを動かすことで生じる赤錆の発生がないため、バルブのついた水管でも利用する価値のある工法です。

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