不断水工法とは
2018年3月31日

断水しない不断水工法

水道管の分岐工事はもともと、断水して行うのが一般的でした。

しかし、高度経済成長に伴い市民生活の水準が向上するほど、生活に欠かせない水を止めることが難しくなっていきました。

そのような中で開発されたのが「不断水工法」です。不断水工法は、断水をせずに既設管の分岐工事を行う工法のことです。

既設管を断水することなく工事を行えるため、工事の際生じる断水の告知、給水車の手配、工事完了後の管内の清掃など、工事に伴う手間を大きく削減できるのがその1番の魅力です。

その歴史は古く、1959年世界初の「3ツ割型T字管」の開発により、業界に先駆けて日本の企業「大成機工」が実現したのがその始まりと言われています。そんな不断水工法の一般的な流れは、大きく4ステップに分けて説明することができます。

まず、既設管に3ツ割型T字管と仕切り弁を取り付け、取り付けた仕切り弁が開いていることを確認してから穿孔機を取り付けます。次に、穿孔機のカッターを前進させ、既設管に穴を開けていきます。

既設管に穴が開いたら、穿孔機のカッターを元に戻し仕切り弁を閉じます。最後に、穿孔機を既設管から取り外し、分岐側の配管の取り付けが完了したら仕切り弁を開け通水すれば工事は完了です。

そんな蛇口をひねれば水が出てくる当り前の生活を乱すことのない水道管の分岐工事手法「不断水工法」は、今なお多くの工事現場で活用され、その技術はますますの進化を続けています。

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