不断水工法とは
2018年3月31日

不断水工法の実例とは

不断水工法の実例として、凍結による方法があります。

原理的には非常に単純で分かりやすい不断水工法なのですが、要は工事をしたい水道管のすぐ上流や下流の部分を冷媒によって冷やし、内部にたまっている水を凍らせて氷にすることで水を止めてしまってから工事をしようとするやり方です。

水が氷になることであふれ出してくることはなくなるわけですから、一種の発想の転換と言えるかもしれません。具体的にどうやって冷やすのかというと、液体窒素が用いられることが普通です。

凍らせたい部位の周囲に即席の容器を取り付け、その中に液体窒素を入れて冷やすわけです。もちろんその容器の中央にはその水道管が貫いていることをイメージしてもらえば良いのです。

液体窒素はマイナス200度近くにもなりますから、多少太い水道管であっても十分に短時間で水を凍らせることができます。ただし不断水工法では実は中の水は流れたままの状態ではいけません。

これは難点と言えば難点ですが、中の水が流れていてはいくら冷やしても冷えた水は先に流れて行ってしまい、また冷えていない水が次々とやってきますから、いつまでたっても水を凍らせることができないためです。

もちろんごくごくわずかな水流であれば先に凍らせてしまうこともできるかもしれませんが、一般的には水は静止した状態でないといけません。また液体窒素はとくに危険ではないものの、酸欠を引き起こす可能性もありますから注意は必要です。

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